景色は見えているのに、目の前にある、すぐ傍にある肝心な土の色が見えません。
何度か観察しようとするけれど、その景色は気温によって変化するのか、
白色に変わったりする事もあれば、時に錆びた黒色になったりしています。
綺麗すぎるから水は青色になって空になくなります。
透き通る光は眩しくて、それがどう照らしていいかわからなくなって、
混乱している様です。
色から見えてくるものは、それぞれ綺麗に輝く瞬間があって、
たくさん捕まえていって、一つの物語を作ろうとしました。
今、次の唾を飲み込んだら、唾は溜息に変わって心の面積では
どうにもならない程大きい闇の中へ入っていきます。
毒に溶けていきます。
今シーズン「-The shining-」は
この映画の中にある感情でもあります。
FAGASSENT
Toshiki Aoki
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